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走行中にも操作可工作
※ ここに記載した方法よりスマートなやり方ができそうです。こちらをご覧ください。

 車 (DBA-RK5) に、ホンダの純正デカナビ (VXM-135VFNi) を付けてもらっています。

 さすがに画面が大きくて見やすいです。
 純正ナビなので、走行中にナビの操作ができないという初期設定も、仕方ないでしょう。

 でも、オーディオの操作も制限されます。それはないんでないか、と。

 せっかく本体のメモリに3000曲以上録音しておけるというのに、この選曲が制限されてしまうのです。再生中のディスクとその後に録音した数枚しか選べないという感じ、です。

 高速道路走行中に、子供に 『 こどもの歌にして 』 と頼まれても、応えてあげられません。

 これは困ってしまうので、対応したくなるでしょう、普通。

 ところで、このナビは、ナビやオーディオの細かい操作も、TVを見るのも、車速連動しています。
 パーキングブレーキは関係ありません。なので、パーキングの線をアースに落としたら走行中も操作可能、という技が使える代物ではないと考えられます。

 操作したいときだけ車速センサーをアースに落とせるように、しましょう。

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 車内は暑いので、車外でできることは、やっておきます。
 取り出したそれぞれの部品に、ギボシ端子を付けておきます。

 向きは、電圧の高いほうに、メス端子を付けること。
 メス端子はカバーで覆われるので、外した状態でも、ショートしてしまう心配がありません。

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 まぁ、こんな感じで。

 とりあえず、ALPINEのサイトから、配線情報を確認します。

 そもそもパーキングの線はないですね。

 フロントパネルからエアコン吹き出し口ごと手前に引っ張って外します。
 シフトレバーをPからSまで下げて邪魔しないようにすることは当然ですが、
 意外と忘れがち?なのがこちら。

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 ハンドルです。ハンドルを上に上げて、しかも押し込んでいると、干渉してしまうので、
 下ろして手前に引っ張っておきます。

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 こうしておけば干渉しません。

 ナビの裏側です。

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 このままでは作業しずらいので、カプラーを外します。
 真ん中のツメを下に押すと、クルッと白い部分が周って、外れます。
 嵌めるときは、反対に白いのをクルッと回せばカチッと嵌まります。

 車速センサーコードをバチっと切断し、被覆をちょっと剥いて、

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 さっきのリレーと接続できるように、端子を付けます。

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 あとは、スイッチにはアクセサリー電源をつなげて、スイッチの開閉でナビ側へ
 車速センサーかアースかに切り替わるようにすれば完成です。

 スイッチは、とりあえず助手席前の小物入れに設置。
( 穴あけ加工なしでコードを引き回せたので。)
 走行中に操作するのは助手席ですしね。


 この加工では、スイッチを入れると、走行中でも全ての操作が可能になります。
 が、その間、車速センサーは完全に遮断されるので、ナビの自社位置はGPS情報だけを頼りにすることになり、基本的に、ズレます。

 またスイッチを戻してしばらくすれば、自車位置は、正しく戻ってくるはずですけどね。
 まだ、実際にほとんど走行していないので、どの程度ずれたり戻ったりできるのか、未検証です。

 余談です。
 ちょっと家の周りを走っただけですけどね、今のジャイロはすごいですね。車の向きは、しっかり正しく動いていましたよ。

 もっとスマートなやり方こちら

 ちなみに、切ったり分岐させたりするコードは、念のため作業前にテスターで確認しています。ALPINEの情報とはコードの色が違うものもありましたが、位置は同じでした。いちいち確認するのは面倒ですが、間違っていたら困るので、やっぱりイチイチ確認するべきだろうと思います。


おきてがみ
by new-ikumen | 2013-08-20 23:18 | 他愛のない日記


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