人気ブログランキング | 話題のタグを見る
いじわる魔女
 娘 (2年生) は、まだまだ計算が苦手な感じ (に、思える)。

 勉強だけが大事なんて思っていないし、
 むしろ、勉強なんて、難しいことはできなくっても、日常生活で困ることなんて何もない
 と思っています。

 勉強ができるということよりも、たくさんの友達と仲良くコミュニケーションできる、とか、
 何か問題に遭遇しても諦めない力とか、そういう、
 勉強以外の大切なことを学んでいってほしい
と思っているけれども、 

 あんまり授業についていけなくなって、
 劣等感を抱いたり学校が嫌いになってしまってはいけないと思うのです。

 という訳で、
 これまであんまり家庭で数字のことは話していなかったかな、とか、
 数を数えるゲームとかしてこなかったことも若干反省しつつ

 気が付いたときに、何度か、学習内容の絵本を借りてみました。

 いくつか読んでみて思ったことは、
 普段からたくさんの絵本、児童書を読んできている子供たちにとって、
 算数絵本というのは、ほとんどが、面白くない
 大人でも、つまらない、と思って、読んであげたいという気になれない。

 教科書のイラストが増えただけ、という印象のものが多いように感じました。

 けれども、これは違った
 
いじわる魔女_c0259834_22561156.jpg

『 いじわる魔女のさんすうえほん 』 ( 長崎武昭さん / 大日本図書 )

 もちろん、数がテーマになっていたりするんですが、
 ストーリーがしっかりしていて、
 算数の知識で魔女のいじわるに対抗していくんですが、細かい説明はなかったり

 知識の伝達よりも、ストーリーの進行を重視しているところに、好感が持てました。

 説明不十分だからこそ、考える力も養えるんではないかと、期待できます。


 子供たちも、面白そうに、ほかの絵本と変わらず、抵抗なく読んでいます。

 子供が繰り返し読む気になってこそ、少しずつ数字に慣れていってくれるものと思います。

 良い本に巡り合えてよかったです。
 2年生には簡単過ぎる内容かもしれませんが(笑)
 年中の弟 ( 4さい) も普通に読んでます。


おきてがみ
by new-ikumen | 2014-06-18 23:14 | 子供と読む本


<< 短歌なんぞを トッキュウ6号の剣 >>