人気ブログランキング | 話題のタグを見る
スキーブーツのかかと修理(笑)
 先日スキーから帰ってブーツを干していた時に気が付いたんですが、

 かかとの部分が割れちゃってました。

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_2147266.jpg

 はい、もう、完全に壊れてます

 スキーブーツの 「 かかと 」 って、見ての通り、
 いかにも交換できます、って構造なんですよね。

 ただ、これまで一度も交換したことはありませんし、交換したという話も聞いたことがない。

 ちょっと調べてみましたが、一応交換パーツというものをメーカーは用意しているようですが、
 プラスチックは経年劣化するので、製造後5~6年経ったブーツは修理しないとか。

 大丈夫に見えても、突然割れたりして危険だ、ということで

 修理するより新しいものの購入をお勧めします、とのことですが
 ホント?

 何度もスキー行ってますけど、
 ブーツの破片が落ちているのは1回しか見たことありません。

 いや、妹のブーツが壊れたのは見たな(笑)

 要するに、割れることがある、というのは、実際見たことがあるので、納得しています。
 が、そうあるもんでもないだろう、とか、怪我するほどの斜面を攻める訳でもない、とか、

 樹脂のUV吸収剤とか経年劣化を防ぐための技術も、
 それなりの値段のブーツには込められていると思うのですよ。

 そりゃ、もう10年以上前のブーツで、傷だらけですが、
 足が窮屈でなくてとっても履き心地の良いお気に入りのブーツなんです。

 とはいうものの、重症なのも分かってるつもりです。

 横から見ると、こんな感じ。

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_21551814.jpg

 3本のネジで固定されていますが、1本が丸出しです。

 ま、板を固定するのはかかとの上の出っ張りなので、
 ソールが割れていてもバックルには固定できるんですけど、

 このままでは、歩いているときに本体を傷つけてしまい、
 ブーツ本体の破損に繋がるだろう、ということくらいは想像できます。

 でも、

 明日スキーに行くんです。

 パーツがあったところで (多分) 取り寄せだしな~、
 今のブーツを超えるほどのお気に入りを、半日で見付けて買ってくるなんて
( 安いものじゃないから ) そんな勢いあるお買いものできないしな~、

 と思ってぼんやりしていたところ、

 娘 (小2) に、

『 このままじゃ明日 パパ 一人で そり遊びだね。』

 なんて言われてしまったので、

 とりあえず応急処置のつもりで、
 修理しました。

 買ってきたのは、こちら。

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_2213230.jpg

 厚さ1cmのゴム板です。
 @198円×2枚。

 割れたパーツを外すと、こんな感じで、

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_2222023.jpg

 一見複雑な形してますが、
 要するに、ネジ穴からソールまで約1cmの厚みで板を挟めれば良いのではないか、と。

 相変わらず雑ですが(笑)

 割れたパーツを外したブーツのかかとに、買ってきたゴム板をギュって押しつけると、
 ネジ穴の部分の汚れが(!)ゴム板に移るので、位置が分かります。

 そこに、ドリルで穴を開ける、と。

 ネジの頭が地面に擦らないように、頭が埋まるように、大きめのドリルで(Φ9mm使用)
 2段に穴を広げる。
( 技術的な用語があるかもしれないけれど、知りません。意味伝わるかな )

 こんな感じです。

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_22735.jpg

 上の写真は、3つ空けた穴の2つにネジ留めしたところ。
 穴の様子分かりますか?

 で、はみ出ている部分をカットする訳ですが、

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_2275666.jpg

 こんな風にカッターでライン取りして、

 一旦ネジを外して、カッターで最後まで切りました。別に力も要りませんでした。
 段ボール2枚切る位の労力です。

 で、完成。

スキーブーツのかかと修理(笑)_c0259834_2210126.jpg

 ちゃんと板履けることを確認。

 ま、歩くときにブーツ本体を痛めないための、緩衝材みたいなものですから、
 ゴム板で充分ではないかと。

 パテで埋めるとか考えましたけど、
 今日は買い物も含めて3時間しか時間がなかったので、やめました。

 という訳で、
 このブーツで明日滑りに行ってきます。(早く寝ないと!)

 耐摩耗性については、レポートすべきと思ったらレポートします。

 まぁ、材料費400円の、穴空けて切っただけ、だから、応急処置にしては充分かと思ってます。
 普段から工作しない人にとっては、ドリルのビット揃えるだけでもそれなりの出費になってしまいますけど、
 ドリル持ってる位の工作好きであれば、応急処置としてやって損はない工作だと思います。

 さて、
 スキー行きたい行きたいって、早く寝る子供たちに感謝して、僕も今日は早く寝ま~す。


おきてがみ
by new-ikumen | 2015-01-24 22:28 | くだらないことに精を出す工作


<< 平谷高原スキー場、スノボTV中継前。 キケンかどうか、お試しあれ。 >>