父親から娘への、愛情表現って難しい?
 僕は、娘とのコミュニケーションは10歳位までしかできなくて、
 その後は10年位はまともな会話ができないかもしれない、と覚悟して、
 娘と接してきました。

 会話ができない思春期には、本気で嫌われたりするんだろうなあ。
 まあ、娘が大人になった時に、愛情持って接してくれたと思えてもらえたら嬉しいのですが、
 さて、どうなることやら。

 さて、
 不器用な父親に育てられた娘が、
 父親を放っておけなくて、
 父親離れできない生活を続ける。
 そんな物語を読みました。

c0259834_00260363.jpg


『 泣いたらアカンで通天閣 』 ( 坂井希久子 さん / 祥伝社 )

 上手に世渡りできない不器用なオヤジ。

 先代から継いだ人気ラーメン店のレシピを教わることのないまま、
 先代も、レシピを受け継いでいた妻も失ってしまう。
 
 お客さんの入らないラーメン屋とその娘(成長してもう大人)、
 下町の無茶苦茶な近所づきあいの、仲間たち。
 仲が良いのか悪いのか。

 でもね、無茶苦茶なやり取りの中に実は友情とかがあるんだよねぇ。
 不器用な面々が繰り広げるドタバタ劇ですが、
 これ以上ない、という愛情に、
 ちょっと泣けます。

 そして、要所要所で素敵な言葉、ね。

c0259834_00260301.jpg


【 どんなことでも笑いに変えてしまえば、毎日楽しく生きていける 】

 下町人情あふれる熱い物語。

 親子の絆は、血のつながりとは関係ない。

 素敵な物語です。



 育てられない子供が誕生してしまうような事態は、そもそも予防しなければいけないと思っていますが。


[PR]
おきてがみ
by new-ikumen | 2016-05-14 01:03 | 人生を豊かにする読書 | Comments(5)
Commented by kurosyuke at 2016-05-16 12:40
娘さんが10歳から20歳くらいまで、まともな会話ができないかもしれない・・・・

っていうのを何故にそのように考えていらっしゃるかわかりませんが、大丈夫だと思いますよ。どっちかっていうと、やすおさんは器用なお父さんのカテゴリに入ると思いますよ。

ナハハ^^
ダメオヤジな私が言うのですから。
Commented by new-ikumen at 2016-05-19 20:55
くろしゅけさん、こんばんは。
いやいや、普通に思春期の女の子はお父さんを嫌いになるって言うじゃないですか。
だから、ざっと10年刻みかな~、と、思っていただけですけどね。
まあ、嫌われるのが普通だと思ってるので、それ自体は良いんですけど、会話をしていなくても、ちゃんと味方だよ、という気持ちが伝わるだけの愛情をこれまで注いできたか、よく考えて、嫌われるまでのあと少しの間きちんと接したいと思います。
なるべく待とうとしてるんですけど、娘は全てがあまりにものろま過ぎて、結局怒ってしまうダメオヤジですからね~。
Commented by kurosyuke at 2016-05-20 07:45
んーーー。

ちょうどその年齢の女子が我が家におります。まぁもれなく父ちゃん嫌的なものは発信されておりますが、関係なくグイグイ行っております。親子のコミュニケーションの方法はなるだけ変えていないつもりです。もちろん女性となっていくので、それについての配慮はしているつもりです。

子供に関心が無いと思われなければ、問題無いと思いますよ。

我が家の場合の 父ちゃん嫌は、PTAの役職もあって、他のお父さんより目立つというのもあると思いますが、「異性の父」と距離を取るということでないかなと思います・・・。

なんで、父ちゃんキライは、笑い飛ばすくらいでOKだと思いますよ。
Commented by new-ikumen at 2016-05-20 23:16
くろしゅけさん、ありがとうございます。
そうですね~。ウチはどんな風になっていくか分かりませんけれど、
まあ、嫌われても落ち込まないで楽しみたいと思ってます。
そうですね、こっち側からのスタンスは変えないで無視されても通すくらいだと、それも格好良いですね。
Commented by 本が好き!運営担当 at 2017-02-22 21:36 x
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」を運営しております、和氣と申します。

貴ブログを拝読し、ぜひ本が好き!にもレビューをご投稿いただきたく、コメントさせていただきました。

こちらのサイトでは、選ばれたレビュアーの方が本をもらえるようになる「献本サービス」を行っています。レビューをご投稿の上ご連絡いただけましたら、通常は審査を通過した方のみ申し込み可能な献本に、すぐご応募いただけるようにいたします。

1.会員登録 
2.書評投稿
 書籍を検索し【書評を書く】ボタンよりご投稿ください。
3.ご報告
 貴ブログ名をご記載の上、問い合わせフォームよりご報告ください。

名前の通り「本好き」の方がたくさん集まって、活発にレビューを投稿して交流をされているサイトですので、よろしければぜひ一度ご訪問いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。


<< お味噌汁の絵が描きたかっただけ。 母の日に色紙を贈りました。 >>