意味が、あります。
 1940年代初め、病気に強くて乾燥した気候に適応する
 収穫量の多い穀物を開発した、ノーマン・ボーローグという研究者がいました。

 ノーマンの開発した穀物は、世界中で、お腹がすいて困っている人たちの助けとなりました。
 大勢の人を飢えから救い、1970年にノーベル平和賞を受賞しています。
 彼の業績は、20億人の命を救ったと言われているのです。



 でも、
 20億人の命を救ったのは、ノーマン・ボーローグではないかもしれないのです。

 世界中の人々に食糧を提供するための研究所を設立し、
 ノーマンを起用したのは
 植物について熱心に勉強し、
 アメリカの農務長官から副大統領になった、ヘンリー・ウォレス

 つまり、特別な種を作るというアイデアを思いついて実行させ、
 世界を変えたのはヘンリーだったのです。



 でも、
 20億人の命を救ったのは、ヘンリー・ウォレスではないかもしれないのです。

 ヘンリーに植物の興味を持たせたのは、彼が少年時代に会っていた、
 大学教授だった父親のもとで学ぶ、ジョージ・カーパーという学生でした。
 彼は、植物についての知識や、植物を使って人々を助ける方法をヘンリーに教えたのです。

 そう、つまり、世界を変え20億人を救ったのは、ジョージだったのです。



 いや、ちょっと待ってください。
 20億人の命を救ったのは、ジョージ・カーパーではないかもしれないのです。
 そもそもジョージは…


 というように、何人かの短い素敵なお話を時間を遡りながら書かれ、
 色々な行動が、次々とつながって世界を変えていったんだ、ということが分かる本。
 
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『 バラフライ・エフェクト 世界を変える力 』 ( アンディ・アンドルーズさん / Discover21 )

 バタフライ効果、というと、SF小説で出てくるような、荒唐無稽な無理矢理論理で原因と結果を結び付けるもの、というイメージでしたが、
 この本で、本質を知ることができました。

 ひとつひとつのお話がとても簡潔にまとめられているので、
 ウチのような小さな子にも、話して聞かせられるな、という分量です。


 全ての人の、今日の行動には、意味があります。
 ひとつひとつの行動が、周りの人に影響を与え、将来、大きく世界を変える力になっていくのです。

 本人には結果は見えていなくても、あなたの存在に、あなたの今日の行動に、とても大切な意味があるんだよ、と、語ってあげて、子育てしていきたいなと思います。

 僕らの行動も、素敵な未来につながっていると思うだけで、日々を過ごす意識も変わりますね。


 今日一日、家族のため、友人のため、地球のため、優しい気持ちで行動してくれて、ありがとう。
 みんなの行動が明るい世界につながります。


 良い本でした。買います。


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おきてがみ
by new-ikumen | 2013-07-21 04:43 | 人生を豊かにする読書 | Comments(2)
Commented by sidediscussion at 2013-07-21 07:24
おはようございます。
はじめてお邪魔いたします。
子育てを楽しんでおられるお若いパパだったのですね。
いいパパを持ったお子様幸せ。

いろいろといい本を紹介されていますね。
読書は趣味のひとつです。興味を持って推薦の本を参考にさせていただきます。

 The Butterfly Effect読みたいです。
さっそくアマゾンで注文します。 明日届くでしょう。 
Commented by new-ikumen at 2013-07-22 22:39
sidediscussionさん、ご訪問ありがとうございます。
そして、素早い反応に感激です。
僕のような者の行動も意味があったなとさっそく思えて嬉しいです。
とりあえず、正しいと思う道を信じて羽をバタつかせていきたいと思います。


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