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読んでいてウキウキしてきます。
 子供たちが寝付く前に帰宅できたり、週末一緒に寝られるときは、
 絵本を読んであげるようにしています。

 もちろん、ストーリーが面白いのも好きですけど、
 語呂が良い本が、とても好きなのです。

 そんな中で、これ以上はないかもしれないと思う本。

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『 たいこうち たろう 』 ( 庄司三智子さん / 佼成出版社 )

 最初から最後まで、同じ調子で続きます。

 上手な説明ができないのですが、

「 すったかたった、すっとんとん 」 っていうリズムです。

 なんとなく、伝わりますか?
 ずっと、このリズムの繰り返しです。


 庄司三智子さんは、結構語呂が良い絵本がたくさんありますね。
「 おやおやおやつ 」 とか 「 もちもちおもち 」 とかも楽しかったですが、
 ストーリー性がなかったのが残念で。

 その点、たいこうちたろう(太鼓打ち たろう)は良いですよ。

 雨が降らず、雨乞いをお願いされたタロウ、
 太鼓を鳴らしながら、雷神や龍のところへ向かいます。
 途中お皿の水が乾きかけたカッパが出てきたり、面白いです。


 太鼓を打ちながら、色々な音を鳴らして進んでいく絵本なので、擬音が色々出てきたりして、

 詰まらないで一発でテンポ良く読むのは難しいですが、
 リズムに乗って読んでやろう!と集中していると、なんだか気分がウキウキしてきます。


 リズムの良い日本語の楽しい絵本です。おススメです。


おきてがみ
by new-ikumen | 2013-10-27 00:19 | 子供と読む本


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