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こういうのこそ、展覧会のあるべき姿だと思う。
 文化の日、よりも前だった気がするんですが、
 子供の図工の授業で作った作品展示を見に行ってきました。

 なんと、市内の小中学校の全生徒の全作品が、
 土日の間、ひとつの公園敷地内にどわーーーっと
 展示されるんです。

 それはそれは、壮観です。

こういうのこそ、展覧会のあるべき姿だと思う。_c0259834_23431014.jpg

 学校ごとに場所が割り振られるのですが、毎年場所が変わるので、
 今年はどの辺りか、ってきちんと分かっていないと、とても探せません。

 選ばれた入選作品だけが展示される、という展覧会にはね、
 選ばれた子供と家族しか見に行かないでしょ?

 これは、本当に、みーーーんなの作品が並んでいるので、
 見に行こうかなって気になる訳です。

 だから、本当に、賑わってます。
 近くは渋滞、普段はそこそこ空いている駐車場も満車で近隣の臨時駐車場も一杯。
 便乗して出店まで出ちゃうっていう状態。

 ウチの子(お姉ちゃん)も、自分の作品が展示されているのを見たいって、
 まず見に行きましたけど、

 他の学校の、違う学年の作品とか、
 色々、体験していない工作の作品がたっくさん並んでいるので、
 見ていて飽きないというか、
 あれもやりたいねこれもやりたいね、
 すごい上手だね、すごい工夫してるね、なんて、
 ほーんと、楽しかった。

こういうのこそ、展覧会のあるべき姿だと思う。_c0259834_23432953.jpg

 雨降ったらどうなるんだろう、って思っちゃいますね。
 どうなるんでしょう。

 土日の間展示するために、
 金曜の搬入と、月曜の搬出を、何人かの先生と、保護者でやるんです。

 僕も去年会社は有休とって、準備に参加しました。
 今年は妻が、片付けに行きました。

 ものすごい数の先生、保護者の協力があってこそ、実現できている展示会だと思うんですね。
 こんなのが、もう50年も続いているんだってさ!すげー。

 壁に掛けられるような作品ばかりじゃないですからね。
 一人40cm四方くらいの立体造形もあれば、
 粘土細工もあり、陶器もありで、

 ほんの少しの不注意で壊れてしまうんじゃないかというのも、色々ある訳です。

 それでも、そんな、子供たちのひとつひとつの作品を、壊さないように、保護者のかたたちが
 みんなで大事に扱って、並べたり撤収したり、してくれているんですよね~。

 教科書には色々な作品が載っていたりしますが、
 生で色々な作品を目にできるってのはすごく刺激的だと思いました。

 展示方法も長年の間に少しずつ進歩してきたんだろうなあと思います。
 杭打ったりパネル立てたり机並べたり、準備と撤収は本当に大変ですが、
 これからも毎年雨に当たらず開催できると良いなぁと思います。

こういうのこそ、展覧会のあるべき姿だと思う。_c0259834_23433962.jpg

 グラウンド的広場だけでは場所が足りないので、
 林のような斜面まで展示空間になっているのです。

 実は、幼稚園の遠足で行く公園。何度も行っているんですが、結構広くて
 奥まで行ったことがありません(笑)
 子供たちが中学卒業するまでのあと9年の間には、奥まで展示の準備に行ったり
 見に行くこともあるだろうな。ちょっと楽しみ。


おきてがみ
by new-ikumen | 2015-11-07 00:10 | 日々の暮らしの中の幸せ


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