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まるで文学オタク、という偏見を破壊
 ついに、手にとって、読んでしまいました。

 文藝春秋。

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 なんか、この手の雑誌って、文学作品が連載されている、というイメージで、

 これまで、手に取ったことはなかったのですが、

 父親に 「 あげる 」 と言われたので、
 有り難く頂戴し、読ませて頂きました。

「 芥川賞2作品全文掲載!」
 というすごい号。

 で、

 ピース又吉さんの作品ですが、

 面白かったです。

 すごく、いかにも文学的表現というか、
 教科書に出てくるような、まどろっこしい (けれど文字好きには堪らなくイイ) 表現が
 多用されつつも、

 売れないお笑い芸人が主人公、という、興味惹かれる内容で、
 最後まで先が気になって、一気に読んじゃいました。

 はい、面白かったです。(くどい)

 正直、
 ちょっと前にタレントが受賞した作品は本当に賞を貶めたというか、がっかりしたものでしたが、
 今回のは、納得。良かった。


 そして、「 文藝春秋 」 という雑誌、
 連載小説だけが載っているのかと勝手に思っていましたが、
 写真がないだけで普通の週刊誌のようなネタも書かれていて、勝手に驚きました。

 思い込みというのは怖いですね。
 知らないで決め付けてしまうことのないよう注意したいものです。


おきてがみ
by new-ikumen | 2016-01-18 21:48 | 他愛のない日記


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